2022年6月1日

「画像センシング展2022」で Efficiera 物体検知/異常検知モデルのデモを公開

イベント

エッジAIのスタンダードを創るLeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:松田 総一、読み方:リープマインド、以下LeapMind)は、超低消費電力AIアクセラレータIP「Efficiera®」の初の実用化製品が、6月8~10日にパシフィコ横浜で開かれる「画像センシング展2022」で公開されることをお知らせいたします。産業機器向けシステム及びプラスティック光学レンズ製品の開発・製造を行っているマクセルフロンティア株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役 取締役社長:梅田 雅彦、以下マクセルフロンティア)のブースでデモ展示をご覧いただけます。

「画像センシング展2022」のマクセルフロンティアブース(ブース番号:22)では、Efficieraが搭載されたマクセルフロンティアの「iXAM Vision シリーズ」(年末発売予定)が公開されます。製造業向けの外観検査などに活用される製品で、同社の製品性能を向上させるAI技術としてLeapMindのディープラーニングモデルが搭載されました。搭載モデルは「Efficiera 物体検知モデル」と、5月25日に発表した最新の「Efficiera 異常検知モデル」となります。 Efficiera 物体検知モデルは画像から検知対象の位置情報を取得することができ、位置情報を処理する様々なロジックを組み合わせることで、混雑状況分析の人数カウントや、見守りのための転倒検知など広範囲に応用可能なディープラーニングモデルです。Efficiera 異常検知モデルは製造業向けの外観検査に特化し、正常データのみでAIの学習が可能なほか、インテリジェントカメラ上で学習と推論が完結します。デモ展示ではEfficiera 物体検知モデルによる検知及び読み取りの様子を、またEfficiera 異常検知モデルによる作業支援の様子をご覧いただけます。「iXAM Vision シリーズ」は、Efficieraの初の製品化事例となります。

LeapMindは今後も「次世代の情報端末を実現するためのキーテクノロジーを提供する」というビジョンのもと、エッジAIの実用化による、人々のより便利な暮らしの実現に貢献していきます。

「画像センシング展2022」概要

国内外の画像処理機器・センシング技術が一堂に会する展示会。IT業界や自動車産業、建設業界など幅広い業界に関連する製品や技術をご紹介します。 会期:2022年 6月8日(水)~10日(金) 10時~17時 会場: パシフィコ横浜 主催: アドコム・メディア株式会社 https://www.adcom-media.co.jp/iss/ マクセルフロンティア株式会社 展示会情報 https://www.frontier.maxell.co.jp/vp/seminar.html

マクセルフロンティア「iXAM Visionシリーズ」について

iXAMは、インテリジェント画像認識ユニット「iXAM Vision Engine」とインテリジェントカメラ「iXAM Vision Sensor」の2種類のユニット製品、そしてユニット製品で動作するAI画像検査アプリ開発ツール「iXAM Vision Meister(マイスター)」をラインアップし、2022年末より発売が予定されています。 マクセルフロンティア社製品発表URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/6810/ir_material21/177469/00.pdf

「Efficiera®」について

「Efficiera®」は、FPGAデバイス上もしくはASICデバイス上の回路として動作する、CNNの推論演算処理に特化した超低消費電力AIアクセラレータIPです。量子化ビット数を1~2ビットまで最小化する「極小量子化」技術によって、推論処理の大部分を占めるコンボリューションの電力効率と面積効率を最大化するため、最先端の半導体製造プロセスや特別なセルライブラリを使用する必要がありません。本製品を利用することで、家電製品などの民生機器、建設機械などの産業機器、監視カメラ、放送機器をはじめ、従来は技術的に困難であった電力とコスト、放熱に制約のある小型機械やロボットなど、様々なエッジデバイスへディープラーニング機能を組み込むことができます。ディープラーニングモデルは、「物体検知」と「ノイズ低減」に加え、今回発表した「異常検知」の3種類を提供しています。 製品公式サイトURL:https://leapmind.io/products/efficiera-ip/

マクセルフロンティア株式会社について

マクセルフロンティアは、産業機器向けシステムの受託開発、画像認識システム製品、プラスティック光学レンズ製品の開発から量産モノづくりまで一貫してご提供しています。マクセルグループ独自のアナログコア技術をベースにフロンティア精神を常に持ち続け、お客様と一体になった取り組みをおこない、モノづくりを通して皆さまの暮らしと社会に貢献し、持続可能な社会の実現をめざします。

本社:〒244-0005 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク ノーススクエアⅢ 代表者:代表取締役 取締役社長 太田博之 設立:2020年4月 URL:https://www.frontier.maxell.co.jp

LeapMind株式会社について

「機械学習を使った新たなデバイスを、あまねく世に広める」を企業理念に2012年創業しました。累計調達額は49.9億円に達しています。ディープラーニングをコンパクト化する極小量子化技術に強みを持ち、製造業を中心に150社を超える実績を保有しています。次世代の情報端末を実現するためのキーテクノロジーを提供するために、その実現に必要なソフトウェアとハードウェア両面の開発に取り組んでいます。

本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル 3F 代表者:代表取締役CEO 松田 総一 設立:2012年12月 URL:https://leapmind.io

*プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。

報道関係 お問い合わせ先 LeapMind株式会社 Marketing & Communication Group 広報担当 TEL:03-6696-6267 メール:pr@leapmind.io