Anomaly Detection
正常画像だけを学習させて異常画像を判別、学習も判別もエッジデバイス上で完結
画像の特徴量を使用して画像内の異常箇所を検知します。少量の正常画像の特徴量の分布を学習し、新たな画像の特徴量と比較することで異常箇所を見つけます。正常画像だけを学習に使用するため手作業によるアノテーションが不要で、未知の異常も検知できることが特徴です。学習に必要な画像は正常のばらつき度合いに依存しますが、数十から100枚程度です。
正常
異常
USE CASE
生産・検査ラインの不良品検出
工場内の生産・検査ライン上に配置できる、外観検査用AIスマートカメラ搭載の小型装置で不良品を検知します。小型装置でAI学習を行えるため機密情報である製品画像を社外に出す必要がありません。
異物混入検査
AI学習を現場で簡単に行えるため、食品など個体差のある物体でもその場でAIによる学習を行い検査を行うことができます。AI学習時点では存在しなかった未知の異物混入も検知できます。多品種生産ラインの検査にも対応可能です。
無人施設における煙検知
監視カメラの映像を活用し、その映像から発煙による異常を瞬時に検知します。煙の濃度が煙センサーで検知可能となるのを待つことなく迅速な初期消火や人命・資産の避難を可能にします。
色味検査
塗装の検査など、カラー画像から微妙な色味の違いを検知します。人の目では並べて比べないと分からないような色味の変化の発見に役立てられます。