AI技術やIoTなどの企業研究に特化した「CCSE2019」にて、CRO兼村による機械学習を使った科学領域における研究の発表と、新ハードウェアアクセラレータ設計を活用した顔検出デモを初公開!

| プレスリリース

ディープラーニング技術を活用する企業に向けたソリューションを提供するLeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:松田 総一、読み方:リープマインド、以下:LeapMind)は、2019年7月13日(土)に東京大学伊藤謝恩ホールで開催されるAI技術やIoTなどの企業研究に特化したカンファレンス「CCSE2019」において、CRO兼村の「LeapMindの機械学習を使った科学領域における研究の発表」をはじめとした合計3つの講演と、2019年6月に発表した当社の新ハードウェアアクセラレータ設計を活用した顔検出デモを初公開することをお知らせいたします。

「LeapMindの機械学習を使った科学領域における研究の発表」をはじめとする3つの講演について
講演①【強化学習で動物の行動をモデリングする】​

要旨 LeapMindは、機械学習を使って今までにないものを実現するために、機械学習技術を動物(ヒトなど)の行動予測に使うだけでなく、動物の行動を機械学習のモデルとして表す研究を行なっています。動物をモデル化することで、動物が生きる環境と行動の関係を明らかにしようとしています。また、行動の予測や制御をこれまで以上にできるようになると期待しています。本発表では、動物の行動が一様な時間間隔で起きるのではなく、集中と緩和という時間構造を持っていることを説明する強化学習モデルを紹介し、本モデルの振る舞いが実際の動物の振る舞いと十分に一致することを示します。

投稿済論文原稿:https://www.biorxiv.org/content/10.1101/632745v2

登壇者 執行役員 Chief Research Officer & Chief Scientist 兼村厚範(かねむら あつのり)

京都大学大学院修了、博士(情報学)。これまで国内外の研究機関に在籍し、学術論文約50編、学会発表約100件、AI分野の旗艦国際会議AAAIでのチュートリアル講演などの経験を有する。認識機能を持った機械が社会の様々な場所で使われる未来像を研究を通して示すためにLeapMindに参画。

発表時間 10:45~11:00、会場:大ホール
講演後LeapMindブースにて 11:15〜11:35 Ask the speaker(ブリーフィング)を実施。

講演②【最終バッチ正規化:量子化ネットワークの訓練の安定化とテスト性能の向上】

要旨 機械学習をあまねく世に広めることを目指しているLeapMindでは、内部表現を数ビットで保持する量子化ネットワークの効率性に着目し、サイズを元の数%以下に削減しつつ性能劣化を抑制する機械学習技術や、低消費電力での回路設計の研究開発を行なっています。(※)本講演では、その研究開発の過程で発見した、最終バッチ正規化法(BN-final)について紹介します。BN-finalは、浮動小数点数を用いた量子化されていないネットワークには見られず、量子化ネットワークに特異的に見られる振る舞いを利用するもので、テスト性能が訓練中に、より安定し、より高い点に収束します。
JSAIの論文原稿:https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jsai2019/2A4-E-2-05/public/pdf?type=in
登壇者 執行役員 Chief Research Officer & Chief Scientist 兼村 厚範(かねむら あつのり)
発表時間 17:10~17:25、会場:ギャラリー1
講演後、懇親会場にて18:00〜18:20 Ask the speaker(ブリーフィング)を実施。

(※)この独自技術を小さな機械やロボットなど、様々なエッジデバイスでディープラーニングを活用いただける「エッジディープラーニング技術」として提供しています。これにより実現するディープラーニングには、ターゲットデバイスをGPUとする場合や、クラウドを介したコンピューティングを行う場合と比較して、省スペース、低消費電力、インターネットが不要、リアルタイムでの処理が可能な高い応答性を有するなどのメリットがあります。

講演③【Convolutional Neural Network ProcessorをChiselで開発する】

要旨 近年RISC-VプロセッサやGoogle Edge TPUの開発に使われたChiselをCNNプロセッサ開発に使った事例を簡単に紹介します。
登壇者 Engineer, Blueoil Division 冨田 浩明(とみだ こうめい)

東京工業大学・同大学院(有機材料工学)、富士ゼロックス株式会社にて計算機システム, ASIC、画像処理、並列SW等の領域で商品開発・技術開発・マネージメントに従事。2019年9月よりLeapMindに参画。

発表時間 15:50~16:05、会場:ギャラリー2
講演後LeapMindブースにて 16:35〜16:55 Ask the speake(ブリーフィング)を実施。

 

 

 

 

 

 

写真左:兼村 厚範、右:冨田 浩明

外部初公開となる新ハードウェアアクセラレータ設計を活用した顔検出デモについて
2019年6月に発表し今回が外部初公開となる、Chiselを用いて開発したCNNプロセッサを搭載したSoCタイプFPGAによる顔検出デモです。カメラから取得した画像をもとに、推論デバイスでピクセル単位での顔検出を行なったのち、その結果をリアルタイムに外部のPCに表示させます。今回はCyclone® V SoCを搭載したTerasic社DE10-nanoボードと、ザイリンクス社 Zynq UltraScale+™ MPSoCを搭載したAvnet社 Ultra96™ボードでデモを行います。

 

 

 

 

 

2019年6月の発表詳細:https://leapmind.io/news/content/3886/
Terasic社「DE10-Nano」:http://www.terasic.com.tw/cgi-bin/page/archive.pl?Language=English&No=1046
​Avnet社 「Ultra96™ボード」:https://www.avnet.com/wps/portal/japan/products/product-highlights/ultra96/

CCSE2019 開催概要
CCSE(Conference on Computer Science for Enterprise)は各企業の研究者が集まり、それぞれの領域で培ってきた企業研究を「学術」要素だけではなく「ビジネス」的な優位性、おもしろさを議論する場を創出するためのカンファレンスです。2018年に初開催し、今回が2回目の開催となります。

日時 2019年7月13日(土) セッション 10:00~18:00、懇親会 18:00~20:00(予定)
場所 東京大学伊藤謝恩ホール(〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3−1)
参加対象 マシンラーニングやコンピュータビジョンなどのAI技術や、ロボット、IoT技術など、幅広い領域の研究に興味がある方(社会人1,000円、学生無料)
企画運営 CCSE運営委員(主催:株式会社サイバーエージェント)
来場登録URL  https://ccse.jp/2019/

LeapMind株式会社について
2012年に創業。ディープラーニングをコンパクト化することで、あらゆるモノに適用することを目指しています。
本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル 5F
代表者:代表取締役CEO 松田 総一
URL:https://leapmind.io
Blueoil 公式サイトURL:https://blueoil.org