2018年7月23日

組込みディープラーニングモデル評価キット「DeLTA-Kit」の導入をもっと簡単に

プレスリリース

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ディープラーニング技術を活用する企業に向けたソリューションを提供するLeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:松田 総一、読み方:リープマインド、以下LeapMind)は、FPGA上(※1)でディープラーニングを評価するために必要なハードウェアが一式セットになった「DeLTA-Kit(読み方:デルタキット)」を、本日より「DeLTA-Lite」をご契約していないお客様にもご提供を開始いたしました。本キットをお使いいただくことで、2018年7月25日に公開を予定しているLeapMindが作成したディープラーニングモデルをダウンロードいただけるWebサイト「Modelite(読み方:モデライト)」から入手できる学習モデルや、DeLTA-Lite上で構築した学習モデルを簡単にFPGA上へ実装できます。

「DeLTA-Kit」とは

FPGA上でディープラーニングを評価するために必要なハードウェアが一式揃っている「組込みディープラーニングモデル評価キット」(※2)です。従来「DeLTA-Lite」をご契約のお客様に対して「DeLTA-Kit」を付属してご提供しておりましたが、単体購入のお問い合わせを多くいただき、より幅広いお客様にご利用いただけるよう「DeLTA-Kit」単体でのご提供を開始いたしました。

詳しくはこちらをご覧ください。 「DeLTA-Kit」公式サイトURL:https://delta.leapmind.io/kit/

<想定活用シーン>

野菜や果物の選別ラインで撮影した単一物体の種類や大きさなどの選別 来場などの受付カメラで映った人物画像の認識や性別分類 SNSやDMPで収集された画像のシーン分類

「Modelite」とは

「DeLTA-Kit」をご購入されたお客様限定でご利用いただける、ディープラーニングモデルのダウンロードサイトです。LeapMindが用意した様々なモデルの中から、任意のモデルをダウンロードいただくと簡単にディープラーニングの評価をお試しいただけます。食物の異物混入検査、ドローンを用いた橋梁検査、スマート家電への組込み、監視カメラ人物検知などに活用可能なディープラーニングモデルを今後提供予定です。

LeapMindが保有する技術について

LeapMindは、電力が限られた小さなコンピューティング環境でもディープラーニングが稼働する技術を保有しており、モデル構築からモデル圧縮、ハードウェア上への実装までをワンストップで実現します。

LeapMindの詳細はこちらをご覧ください。https://leapmind.io/technology/

私たちは今後も、複雑になりがちなディープラーニングをコンパクト化することで、「Deep Learning of Things (DoT)」の世界を実現し、豊かな社会を目指してまいります。

会社概要

LeapMind株式会社 本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル5F 代表者:代表取締役CEO 松田 総一 設立:2012年12月 URL:https://leapmind.io DeLTA-Lite 公式サイトURL:https://delta.leapmind.io/lite/ DeLTA-Kit 公式サイトURL:https://delta.leapmind.io/kit/ DeLTA-Mark 公式サイトURL:https://delta.leapmind.io/mark/

※1: 現在「DeLTA-Kit」に含まれるハードウェアはTerasic社「DE10-Nano」ですが、今後多様化していく予定です。 ※2: 「組込みディープラーニング」とは、ディープラーニングモデルを小型デバイスなどの組込みハードウェア向けに最適化する技術です。

本リリースのPDFはこちらをご覧ください。