LeapMind BLOG

Hardware Engineer 山田さんへインタビューしてみた

皆さん、こんばんは!
LEAPMINDの三室です。

LEAPMINDでは、毎週金曜日に技術者の方にブログを書いてもらっているのですが、
今回は新たにインタビューという形で、
皆さんに弊社のエンジニアのご紹介をできればと思います!

今回は、ハードウェア開発を担当している山田さんに行いました。

自他共に認めるコンピューター好き(オタク?笑)で、
大学卒業後にフィリピンに留学に行っており、語学スキルも高い山田さん。

どういったお話が聞けるのでしょうか。


ー 三室
今日は宜しくお願いします。

ー 山田
改まってってなんか緊張しますね(笑)

ー 三室
そうですね(笑)まずは山田さんのお仕事についてお聞きしてもいいですか?

ー 山田
僕は主にBlack Starというプロジェクトを専任で行っています。
”弊社Productsのページ”

ー 三室
Black Starプロジェクトとはどういうプロジェクトでしょうか??

ー 山田
今、LEAPMINDでは
「すべてのモノでディープラーニングを利用できるようにする"Juizプラットフォーム"を提供する」
というテーマのプロジェクトが動いています。

ブラックスターはその中の主要プロダクトの一つで、
小型ディープラーニング計算デバイスの名称です。

[LEAPMINDが実現したい世界観イメージ]
top5

例えば、このブラックスターをドローンにつなぎ、計算リソースを提供することで、
ドローンの様な性能の低いデバイスでもディープラーニングが利用できるようになります。

これにより、PC以外のマシンの上でも
「人の顔を認識する」や「表情を読みとる」という高度な認識が可能になるわけです。

また、ブラックスター上に載せるディープラーニングの計算も、
ハードウェアの設計に合わせて最適化しているため、
GPU等で問題となる消費電力も抑えることができます。
ドローンや移動式のロボットなど電池稼働するデバイスで利用する際には大きなメリットだと思います。

[想定利用イメージ]
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ー 三室
なるほど。山田さんはそういったことに興味があってLEAPMINDに来られたんですか?

ー 山田
そうですね。大学の専攻は計算機科学ですが機械学習にも興味がありました。
ソフトウェアで学習した結果をもとに
ハードウェアの設計を最適化できないかなと考えたんです。

そんな中、FPGAなどが流行りだしてきて、今後はハードウェア自身が学習して、
その設計を動的に変えていくようになるんじゃないかと思ったんですね。

僕はこれを勝手にダイナミックハードウェアと呼んでます。(笑)
卒業後はそういう分野に携わりたいっていう思いがありました。

ー 三室
なるほど。ハードウェアがどんどん最適化されるわけですね。

ー 山田
そうですね。
人によって要らない機能がなくなり、
必要な機能に特化することで動きが速く・省電力になっていくと思います。

ー 三室
なるほど。山田さんの今後の目標としては、どのようなところですか?

ー 山田
学習の結果を使ったHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)
を世の中に広めることですね。
持ち主に特化してより速く、より省電力のハードウェアを届けたいです。

ー 三室
なるほど。とても楽しみですね!

[仕事中の山田さん]
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ー あとがき ー
はじめての取り組みにも快く引き受けてくれた山田さん。
エンジニアの方と未来の話をするのは、とても楽しい時間でした。
ダイナミックハードウェアが広まっていく世界、ワクワクです!!!

現在、LEAPMINDでは、
一緒に新たな未来を創るハードウェアエンジニアを絶賛募集しております!
”募集要項”

興味ある方はぜひ、オフィスに遊びにいらしてください!!!

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